海洋国家 2010 6 13

今日は、新聞記事から「書評」を書きます。
朝日新聞2010年6月13日からです。
(以下、引用)
海賊対策 船主「強化を」
ソマリア沖アデン湾外でも被害拡大
7割 護衛なし
「ソマリア沖・アデン湾での海賊対策を強化してほしい」
商船やタンカーを運航する会社の団体が、
現場で海上自衛隊による護衛活動を行っている防衛省に対し、
こんな要望をしている。
日本関係船舶は、半分以上が護衛なしで湾を航行しているとされる。
「海上自衛隊の護衛を受けるために、
湾の航行を約4日遅らせた。
遅れのために生じた経費や損失は自社で負担した」という海運会社も。
防衛省幹部は「海外任務に充てられる艦船は、4隻が限度。
増やせるとしたら、インド洋での補給支援活動から帰還した
補給艦と護衛艦を1隻ずつだ」と語る。
(以上、引用)
 私は、防衛省幹部と異なる見解を持っています。
この海域には、日本の軽空母「ひゅうが」を派遣すべきだと考えています。
ヘリ空母の方が効率的だと思います。
 防衛省は、「ひゅうが」のことを、
「全通甲板構造のヘリコプター搭載護衛艦」と言っていますが、
読んだだけでは、さっぱり、わからないでしょう。
これは、国民に対する欺瞞だと思います。
その上、国際的には、全く通用しない名称です。
外観を見れば、すぐわかります。
100人の外国人が見たら、100人とも「軽空母」と言うでしょう。
 「ひゅうが」は、旗艦としての指揮統制能力を持ち、
同時に哨戒ヘリ3機の発着艦が可能となっています。
 空母の運用として、この海域に派遣されることは、
訓練としては、過酷な訓練となってしまいますが、
日本の商船が、不安と恐怖で怯えているのに、
日本の近海で安全に訓練をやっている場合ではないと思います。







































































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